旅する

2020.01.08 トカチナベ編集部

地元食材にこだわった「カントリーパパ」の洋食は見た目からおいしい!

地元食材にこだわった「カントリーパパ」の洋食は見た目からおいしい!

鹿追町にある「カントリーパパ」は、地元食材にこだわる洋食レストラン。誰もが大好きなオムライスやハンバーグやチーズカツレツがメニューに並び、そのどれもがいかにもおいしそうな輝きを放っています。実はこのカントリーパパ、単なるレストランというわけではありません。もともとは農家で、今ではコテージも経営していて、6月のある日には旧車が集結するとか!? なんだかとっても気になる点が満載。秘密を探っていきましょう。

まず驚くのが、カントリーパパの敷地面積の広さです。上空から撮影した写真を見ると、ほら、この通り!

写真手前側の木で囲われた部分が敷地

だだっ広い田園地帯に、これまただだっ広いカントリーパパの敷地。総面積は5000坪もあるというから、さらに驚きです。それもそのはず、もともとは麦や小麦、ジャガイモ、豆などを生産していた農家でした。昭和の終わり頃には農村を開放し、イチゴ狩りをはじめます。

周囲の風景に見事に溶け込んでいるカントリーパパ

というのも、全道に先駆けて鹿追が取り組んできたのがグリーンツーリズム。グリーンツーリズムとは、農林水産省によれば「農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動」のことで、カントリーパパのオーナーも都市と農村の架け橋になるべく、いち早く名乗りを上げたのでした。イチゴ狩りは大好評で、やがてお客さんから「食事もできる場所が欲しい」と言われるように。こうして平成6年に、カントリーパパをオープンさせたのです。

敷地の真ん中にあるのがレストランの建物

最初は今の半分のサイズでしたが、レストランの人気がどんどん高まり、3年後には今の大きさになりました。9つの大きなテーブルがあり、自然を眺めながらゆったりと食事ができると評判です。

広々とした現在の店内の様子

ではさっそく、ここで食べられる料理のいくつかを紹介していきましょう。ちなみにカントリーパパの料理はどれも地元食材にこだわり、牛肉と豚肉は鹿追産、鶏肉は十勝産、野菜はシーズン中は自家製のもので、それ以外は鹿追産。また、卵は鹿追の北養鶏場から仕入れています。餌にこだわって育てられた鶏の産む卵はくさみがなく、黄身もしっかりして料理には最高なのだとか。

農園ランチ(ライス・スープ付き、税込1320円)
チキンのハーブ焼き(ライス・スープ付き、税込1210円)

まずはファームレストランだからこそ食べてほしい、店の代名詞のようなメニューです。なんと10種類以上の食材がワンプレートでいただける、その名も「農園ランチ」。色とりどりの野菜はどれも新鮮で、目からも栄養が摂取できそうなほどの美しさです。北あかりのカレーコロッケをはじめ、煮物や和え物など、ひとつひとつが丁寧に作られていて、どれも繊細で本当においしい! 心まで満たしてくれる、大人気メニューです。

十勝産の鶏もも肉を使った「チキンのハーブ焼き」も、チキン好きにはたまりません。ローズマリー、バジル、ガーリックなどをブレンドしたオリジナルハーブをたっぷり使用し、表面をカリッと焼き上げた、肉厚でジューシーな食べ応え。付け合わせの野菜もおいしくて、肉を食べたという満足感が存分に味わえます。

チーズカツレツ(サラダ・ライス・スープ付き、税込1485円)

ガッツリ食べたい人は、迷わずこれ。鹿追産の豚肉を使った「チーズカツレツ」です。カラッと揚がった豚ロースのトンカツに、濃厚ソースととろけるオリジナルチーズがたっぷりかかって、目の前に運ばれてきた瞬間から食欲が刺激されること間違いなし。この他にも、ハンバーグやエビフライ、オムライスなど、みんな大好きな定番メニューもたくさんあり、今後も増えていく予定です。

ポニーは10年、ヤギは3年、ここで暮らしている

最初に、カントリーパパの敷地総面積は5000坪だと述べましたが、そのうちなんと4000坪に芝生が植えられています。食事の合間には、外の広い芝生上で、子どもたちが自由に遊びます。ペットのポニーとヤギも子どもから大人気で、その間、大人たちはゆっくりと食事を楽しめるというわけです。

6月のとある日にはこんなイベントも……(写真提供:カントリーパパ)

さらに毎年6月の第3日曜日になると、どこからともなくクラシックカーが集結してきます。「カンパパ車バカの集い」と呼ばれるイベントで、もう20年ほど続いているのだそう。芝生の上にズラリと並ぶ名車の数々は、圧巻です。

敷地内には2棟のコテージも

また、グリーンツーリズムが「滞在型の余暇活動」であることも、先述しました。グリーンツーリズムにいち早く取り組んだカントリーパパだけに、敷地内にはちゃんと宿泊可能なコテージもあるのです。コテージは2棟あり、それぞれ大人4名が宿泊できる大きさ。宿泊料金は、1棟につき2万円(税抜)です。

コテージの宿泊客はリピーターも多いのだそう

コテージには調理器具や食器類の揃うキッチンがあり、連泊して、ここを拠点に十勝の観光を楽しむお客さんもいるといいます。まさに滞在型の余暇活動が、カントリーパパでなら実現するというわけです。鹿追に訪れる人は、ぜひここを訪れてみてください。地元食材をたっぷり堪能できて、ゆったりのどかな時間を過ごせて、お腹も心も満たされます。もちろん、滞在してディープに楽しむのもおすすめですよ。

カントリーパパ

カントリーパパ

住所:北海道河東郡鹿追町鹿追北5線11-1
電話: 0156-66-2888
営業時間 : 10時~18時30分 L.O.18時
定休日 : 火曜日 (月曜日は15時まで営業)
公式サイト:https://www.countrypapa.com/
Facebook:https://www.facebook.com/countypapa/

ライター、撮影:イシミスマサ

キーワード

    キーワードはありません

アンケートのお願い

帯広市では現在、「トカチナベ」と連携して、
「シティプロモーションにおける関係人口の興味・関心」について、アクセス解析による動態調査を行っています。
「」マークのあるコンテンツの閲覧につきましては、アンケートへのご協力をお願いします。


  • 1度回答いただくと全てのコンテンツが閲覧可能となります。
  • 登録いただいた内容は匿名化され統計データとして処理されます。

全ての項目を入力してください

  • 1. 性別
  • 2. 年代
  • 3. ステータス
  • 3-A. 未婚・既婚の別
  • 3-B. お子さんはいらっしゃいますか?
  • 4. 現在の住まい
  • 5. 出身地
  • 5-A. 出身高校
  • 6. お名前またはニックネーム
  • 8. トカチナベWEBをどこで知りましたか?
  • 8-2. イベント名等

アンケートへのご協力ありがとうございました

次回のご協力よろしくおねがいします

トップページへ移動します。