十勝では毎年約2,000人もの高校生が進学で地元を離れ、遠く東京や札幌で新たな生活を始めます。彼らが暮らす街はネットやテレビで見ていた街とは、少し異なる身近な生活空間。故郷を離れた大学生に自分たちが生活する街の一部を綴ってもらいました。
重松優希
早稲田大学政治経済部4年生
帯広柏葉高校卒業
僕が暮らす三鷹駅は新宿から電車で15分、東京駅から25分のところにあります。地下鉄・東西線に乗り入れているため、大学へは乗り換えをすることなく通学することができます。
あのオシャレなマチがすぐそこに…?
隣駅には住みたい街ランキングで常に上位にいる吉祥寺駅があり、気軽にショッピングや食べ歩きをすることができます。また、その吉祥寺駅から京王井の頭線で渋谷に出ることもできるため、都心へのアクセスは抜群で、私生活共に充実させることができます。僕が三鷹を選んだ理由は、この各方面へのアクセスの良さにあります。
田舎の香りもほんのりと
三鷹駅周辺は緑が多いマチで、十勝に似た雰囲気もあります。夕暮れ時には夕日が差し込む商店街を上から望むこともできます。非常にきれいです。
都心からアクセスがとてもいいわりに、治安は非常によく、夜も静かです。しかも、駅前にはスーパーや薬局、飲食店などが立ち並んでいるため、学生生活を送るのに困ることはありません。
“あの”大人気施設が!
三鷹市が誇る観光施設として「三鷹の森ジブリ美術館」があります。毎朝の通学途中でたまに見る、ネコバスのカラーリングを施したバスはいつでも超満員です。
観光名所となっているせいか、三鷹の街を歩く人々も、老若男女から外国人まで多種多様です。外国人旅行者から、ふとしたことで道を聞かれることもあるため、みなさんも実践を活かした英会話の練習が可能かも!?
学生のマチである一面も!
三鷹駅を最寄りとする大学もあります。まず、吉祥寺駅方面に歩いていくと現在の内閣総理大臣・安倍晋三さんの母校である成蹊大学があります。
また、商店街を抜け歩いていくと、皇族御用達のインターナショナルな大学であるICU(国際基督教大学)があります。ICUには毎年、世界各国から留学生が集まります。
さて、家賃はというと…?
僕の部屋は6.4畳ワンルームで毎月の家賃は72,000円。新築のため、少し高めとなっています。三鷹駅周辺は人気であり、安い物件を探すのは一苦労です。
ちなみに、部屋探しのポイントは鉄筋構造であること。鉄筋構造なら、周りをあまり気にすることなく、友達と夜な夜なワイワイすることができます!これぞ大学生!(でも騒ぎすぎには注意してくださいね!)
ここが僕の暮らす街「中央・総武線 三鷹駅」です。